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【室谷克実 新・悪韓論】高層マンションの陰にヘルコリア…「考試院」生活者50万人、“家なき人”増加の実態 (1/2ページ)

 日本旅行に来た韓国人に「どこに住んでいるのか?」と尋ねると、「首都圏の高層マンション」との回答が圧倒的に多い。さらに尋ねると「そのマンションは時価○○億ウォンで…」。そこで、「すごいね」と相づちを打って乗せてしまったら「来年は釜山(プサン)の海岸に別荘を買おうかと思っている」などと延々と始めてくれる。

 「そんな大金持ちが、わざわざ東京まで来たのに、こんな安酒屋で…」などと混ぜ返してはいけない。海外に出たら、とたんに愛国者になる韓国人が語る「わが国と私」の状況は、常にバラ色なのだ。

 しかし、韓国語のニュースサイトを見れば、「首都圏の高層マンション」の陰に、とてつもないヘル(地獄)のあることが容易に分かる。

 聯合ニュースが9日配信した「考試院・サウナがわが家」というタイトルの記事は、その良い例だ。記事の骨子を紹介しよう。

 韓国の統計庁は、世帯の居所を「住宅」と「住宅以外の居所」に分類している。「住宅以外の居所」はさらに、(1)ホテル・旅館など(2)寄宿舎などの特殊施設(3)バラック・ビニールハウス(4)その他-に細分される。

 このうち、(4)について聯合ニュースは「商店・考試院(コシウォン)・韓国風サウナなどを転々としたり、野宿をするなど非常に不安定な環境」と解説している。

 ここでいう「商店」を、従業員用の宿泊設備がある大店舗などと思ってはいけない。「景気低迷で家を放棄したまま、飲食店など営業の場で食べて寝る零細自営業者」と聯合ニュースは述べている。

 家は差し押さえられたのか、狭いバラック店舗の床に寝て過ごしている人々だ。

 考試院とは、そもそも受験生用に1坪ほどに仕切ったレンタルスペースだったが、いつしか家を失った人々や、地方から出てきた就活生の居住場所に変わった。

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