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北朝鮮で穀物価格が上昇…制裁影響「庶民が犠牲」の危険性も (1/2ページ)

 国際社会の制裁により北朝鮮国内でガソリン価格が高騰していることはすでに本欄で伝えたが、穀物と生活必需品の価格も上昇していることが、北朝鮮国内のデイリーNK情報筋の証言でわかった。

 このような現象は、11日午後(現地時間)に国連安全保障理事会で原油、石油精製品の輸出に制限を設けた対北朝鮮制裁決議2375号が採択される前から起きており、今後の推移が注目される。

 (参考記事:経済制裁が北朝鮮の国民生活を直撃…「核開発は不愉快」庶民感情が悪化

 ■貧富の格差が問題

 物価上昇は、非合法な取引も含め貿易が活発に行われていた中朝国境地帯でも起きている。両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋は、今までの制裁ではコメ価格に大きな変動はなかったが、今回は様子が違うと伝えた。

 トウモロコシ1キロの価格は8月末の1900北朝鮮ウォン(約25円)から、今月11日には2700北朝鮮ウォン(約35円)まで上昇した。収穫期を迎えたにもかかわらず上昇しているため、さらなる上昇が予想されると情報筋は述べた。

 また、平壌、平安北道(ピョンアンブクト)の新義州(シニジュ)、両江道の恵山(ヘサン)でのコメ1キロの価格は、先月末には5800北朝鮮ウォン(約75円)だったが、今月5日には6000北朝鮮ウォン(約78円)を突破し、上昇が続いている。

 さらに江原道(カンウォンド)の内部情報筋によると、1本500北朝鮮ウォン(約6.5円)だったミネラルウォーター(商品名「シンドク・センムル」)の価格は2倍に、1丁1100北朝鮮ウォン(約14円)だった豆腐が2割ほど値上がりしている。

 価格上昇の原因としては次のようなことが考えられる。

デイリーNKジャパン
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