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「まさか身内同士が…」骨肉の報復劇だった任侠山口組トップ襲撃 (1/2ページ)

 神戸市長田区で指定暴力団神戸山口組から離脱した任侠山口組の織田絆誠代表(50)の警護役組員(44)が射殺された事件で、襲撃グループが発砲する直前、現場にいた任侠側組員が発砲した男の名前を叫んでいたことが、捜査関係者への取材で分かった。男は織田代表の出身母体である神戸の中核組織「山健組」(神戸市中央区)の傘下組員とみられ、骨肉の報復劇の構図が明らかになった。

 「撃ってみんかい!」

 捜査関係者によると、神戸市長田区で12日に起きた襲撃事件で、射殺された織田代表の警護役組員が襲撃グループに対してこう怒鳴った際、現場にいた任侠側の組員が、発砲した男の名前を叫ぶ声も確認されているという。

 発砲犯として名指された男は、兵庫県外に拠点を置く神戸山口組の中核組織「山健組」(神戸市中央区)傘下の組員だった。

 この組員は「山健組の本部事務所に住み込む『部屋住み』で、幹部の警護を担当していた」(暴力団関係者)といい、山健組出身者が大半を占める任侠側とも面識があったとみられている。

 任侠の織田代表も山健組出身で、2015年8月の山口組分裂以降は、山健組副組長と神戸の若頭代行を兼任し、山口組との対立抗争を陣頭指揮していた。

 しかし、山健組と神戸のトップを兼任する井上邦雄組長を「進言も諌言(かんげん)も聞かなかった」などと批判して今年4月、離脱して任侠を結成していた。

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