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【国を守る覚悟】暴走・北朝鮮を止める「策」 正恩氏「斬首作戦」は1回のみのチャンス、「核シェアリング」など現実的な政策に (1/2ページ)

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 北朝鮮が国際社会への挑発を止めない。15日早朝には「火星12」とみられる弾道ミサイルを発射し、北海道上空を通過させ、襟裳岬東約2200キロの太平洋上に着弾させた。3日には「6回目の核実験」を強行した。水爆の可能性が高い。許すまじき行動だ。

 北朝鮮の核武装は東アジアだけでなく、世界の安全保障環境を劇的に変える。日本はこれを座視できない。米国は非核化を狙うが、北朝鮮はほぼ「核」を手中にしている。ここまで来た核武装を絶対に放棄しない。

 6回目の核実験後、北朝鮮は電磁パルス(EMP)攻撃の可能性に言及した。核搭載ICBM(大陸間弾道ミサイル)の完成も時間の問題である。北朝鮮は今後も核実験と弾道ミサイル発射を繰り返し、緊張を高めながら米国に対して体制保証を求めてくるだろう。

 北朝鮮国営メディアは「取るに足らない日本列島の4つの島を核爆弾で海中に沈めるべきだ」「米国の地を焦土にしよう。準備してきた報復手段を総動員してわれわれの恨みを晴らそう」などと威嚇し続けている。

 米国は多くの軍事的選択肢を持つ。核を含む圧倒的に優勢な戦力による攻撃から、小規模な軍事作戦による「斬首作戦」まで、いかなるオプションも取り得る。だが、直ちに先制攻撃が行われる可能性は低い。

 北朝鮮の核武装を放棄させるには、体制の内部崩壊か、米国による武力での打倒しかない。

 仮に米軍が圧倒的な軍事作戦を行う場合、ロシアと中国への影響を考慮して、両国から「承諾」「最低限の黙認」を取り付けておく必要があるが、黙認しないだろう。同盟国の韓国、日本への事前承諾も欠かせない。

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