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韓国政権内の足並みの乱れが露呈…北朝鮮支援を巡り (1/2ページ)

 韓国政府が発表した対北朝鮮支援策を巡り、文在寅政権の内部で異論が噴出している。

 韓国メディアによると、宋永武国防相は18日の国会国防委員会全体会議で、統一省が14日に発表した国連の北朝鮮母子健康プロジェクトへの支援案について「時期を非常に遅らせると聞いた」と述べた。

 ■安倍首相が注文

 国連世界食糧計画(WFP)と国連児童基金(UNICEF)は、北朝鮮の乳幼児、妊婦など脆弱階層に対する栄養支援事業を行っているが、核実験とミサイル発射実験を続ける北朝鮮に対する反発が強まったことで資金不足に陥り、中断を余儀なくされていた。

 統一省は、これに対して800万ドル(約8億9000万円)を支援すると明らかにした。

 (関連記事:国連、北朝鮮の子どもへの栄養支援事業を中断

 今回の支援案については、いかなる状況においても対話の意思を持ち続けるとのメッセージを北朝鮮に送るものとして肯定的に受け止める見方がある一方で、国際社会の北朝鮮包囲網の足並みを乱すとして、韓国国内はもちろん、国外からも批判の声が上がっていた。

 15日に行われた日韓首脳の電話会談で、日本の安倍晋三首相は「対北朝鮮支援の時期を考慮してほしい」と述べ、支援の時期について注文を付けた。

デイリーNKジャパン
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