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【小池百合子 強く、そしてしなやかに】北核問題の国家的危機に驚きの解散総選挙 真の改革目指す勢力にエール送る (1/2ページ)

 物騒な世の中になったものだ。

 北朝鮮による相次ぐミサイル発射、核実験の強行などで、「Jアラート」(全国瞬時警報システム)や、「エムネット」(緊急情報ネットワークシステム)が発動されたかと思うと、この国家的危機の中で、安倍晋三首相本人が突然の解散総選挙を打ち出す「アベ・アラート」を鳴らすというのだから、驚きだ。

 北朝鮮から、「日本列島を核爆弾で海に沈めるべきだ」と名指しされているタイミングで政治空白を作ってよいものか。いつ、何をしでかすかわからない北朝鮮に対し、この時期にわざわざ背中をみせるのは、理解に苦しむ。

 北朝鮮の安全保障問題については、私自身、長年訴えてきたことがある。それは高高度(高層大気圏)で核兵器が爆発することによる「EMP」(電磁パルス攻撃)への備えだ。

 北朝鮮の朝鮮中央通信は3日、「広い地域に極めて強力なEMP攻撃を加えられる核弾頭を開発した」と報じたが、EMP攻撃が日本を襲ったときにどうなるか。電力網や通信機器がまひし、金融機関や交通をはじめ、あらゆる社会的システムが停止する可能性がある。一方で、新幹線もATMのたぐいもない北朝鮮には、影響がないという代物だ。

 ちなみに、私は、2010年1月、12年11月の2度にわたり、衆議院予算委員会でEMP攻撃に対する政府の対応をただした。今年1月の産経新聞記事によれば、これまで国会でEMP攻撃の脅威に警鐘を鳴らした議員は私一人だという。指摘から7年経た今も、政府は防護のための研究を進めている段階だという。

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