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「政界の風見鶏」がドタバタ劇 渡辺氏は小池新党から出馬、柿沢氏は民進離党も

 10月衆院選を前に、「政界の風見鶏」たちがうごめき始めた。無所属の渡辺喜美参院議員(65)=比例代表=が10月の衆院選にくら替え出馬する意向を固めたほか、民進党の柿沢未途元役員室長(46)が離党を検討していると報じられたのだ。有権者は毎度毎度のドタバタ劇をどう見るのか。

 渡辺氏のくら替え出馬は、複数の関係者が明らかにした。小池百合子都知事側近の若狭勝衆院議員らが結成する新党の公認を得て、衆院議員時代以来の地盤である栃木3区での立候補を目指すという。

 23日に地元の栃木県那須塩原市で後援会の幹部会合を開き、同意を得た渡辺氏。ただ、新党に加わる国会議員の中には、政党を次々と渡り歩く渡辺氏の参加に難色を示す声もあることや、渡辺氏本人も「基本理念が一致するかどうかで判断する」と話していることから、入党に至るかは見通せない。

 柿沢氏の離党検討は、フジテレビが22日報じた。柿沢氏は、東京15区の選出で、やはり若狭氏らが結成する新党への参加も視野に、民進党からの離党を検討しているという。

 実は、柿沢氏の妻、幸絵元都議も、7月の都議選で、民進党から公認を受けていたが、選挙直前に離党した。幸絵氏は、小池氏率いる都民ファーストの会に乗り換えて出馬したが、「裏切り者」と批判され、落選した。

 こうしたなか、民進党議員の意味深長なツイートが注目されている。

 有田芳生参院議員は22日、以下のように書き込んだ。

 《民進党の総選挙予定候補者に対して新党に加わらないかと「引っこ抜き」の打診があちこちであります。新党は金がないので民進党から選挙資金を受け取ってから離党することを求められたそうです。立候補希望者にはさらに上納金100万円の持参も要求されています。これが新党構想の現実です》

 これを受け、小西洋之参院議員が次のように引用ツイートした。

 《私もこれと同じ話を各方面から聞いている。事実なら、政治以前のゲス新党だ》

 両氏のツイートには、どこの新党かは記されていない。

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