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オウムから分派の「ひかりの輪」、東京地裁が観察取り消し

 オウム真理教の元幹部上祐史浩氏(54)が設立した「ひかりの輪」が、松本智津夫死刑囚(62)=教祖名麻原彰晃=の影響下にはないとして団体規制法に基づく観察処分の取り消しを求めた訴訟の判決で、東京地裁(林俊之裁判長)は25日、請求を認めて処分を取り消した。同団体とオウムから改称したアレフが「一つの組織として意思決定していたとは認められない」と判断した。

 公安審査委員会は公安庁の請求を受け、2015年1月にアレフとひかりの輪に対する5回目の観察処分更新を決定。ひかりの輪について「表面上は関係を否定しつつ、実質的には松本死刑囚への帰依を説いている」と指摘していた。

 ひかりの輪側は、オウムの教義の危険性を広く社会に訴えているとして、「オウムの教義実現を目指す団体」とする公安審の認定は誤りだと主張していた。

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