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前原、小沢両氏「犬猿の仲」だったのに…きな臭さ漂う民進・自由の合併話 「議員バッジ・ファースト」の野党共闘 (1/2ページ)

 民進党の前原誠司代表と、自由党の小沢一郎共同代表が24日、都内で会談し、10月衆院選をにらんだ合併構想をブチ上げた。日経新聞が25日付朝刊で伝えた。自民、公明与党に対抗するために、民進、自由両党を中心とする野党結集が重要との認識で一致したというが、2人はかつて不仲で有名だった。「離党ドミノ」が止まらないなかでの「窮余の策」という印象も拭えない。

 「どう受け皿を作るかが重要だ。(与野党の)一対一に持ち込めるか、形になるよう努力したい」

 前原氏は24日の講演で、こう語った。日経によると、今回の合併構想は民進党最大の支持団体「連合」も後押ししているというが、党内には「小沢アレルギー」が強く、反発する声もある。

 旧民主党政権時代、前原、小沢両氏は「犬猿の仲」と言われた。関係が決定的に悪化したのは2012年6月、当時の野田佳彦首相が消費増税法案を衆院通過させようとしたときだ。小沢氏率いるグループは野田執行部に反発し、衆院本会議で造反した。当時、政調会長だった前原氏は「(小沢氏は)本当の政治家ではない」と痛罵した。小沢グループも徹底して前原氏に楯突いた。

 だが、前原氏は約1年前から小沢氏との関係修復に動き、会食を重ねるなど親交を深めてきた。前原氏は8月下旬、小沢氏について「(他党の中で)最もわれわれの政策理念に近い考えを持っている」と語っていた。

 民進党関係者は「前原氏としては、党勢低迷が著しいなか、自民党に対抗できるような野党を再構築するには、小沢氏のような剛腕が欠かせないと考えているようだ」と明かす。

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