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【喫煙を考える】子ども同乗の車内も「ダメ」 都民ファ提出の『受動喫煙』条例案、ほぼ素案通り提出に疑問の声 (1/2ページ)

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 都民ファーストの会は、基本政策の一つにスモークフリー社会の実現を掲げている。

 20日に始まった都議会定例会では公明党と共同で、子どもがいる家庭での喫煙制限を柱とした「東京都子どもを受動喫煙から守る条例案」を提出した。

 同条例案は、26日の代表質問、27日の一般質問などを経て、10月5日の本会議終了までに採決し、来年4月の施行を目指す。

 条例案では、子どもがいる部屋では喫煙しないよう求めるほか、「受動喫煙を防止する措置が十分でない飲食店やゲームセンター、カラオケボックスなどに子どもを立ち入らせない」「公園や学校、その周辺の喫煙を制限する」等を掲げている。

 中でも注目を集めたのが、子どもが同乗している自動車内についてで、条例案では「喫煙してはならない」と厳しく定められている。

 いずれも努力義務とし、罰則は設けていない。利用者が急増している加熱式たばこも規制の対象となっている。

 両党は8月29日に条例案の骨子を公開し、意見公募(パブリックコメント)を実施。9月初旬に医療・学校関係者や飲食・たばこ業界などの代表を集めて非公開のヒアリングを行った。

 同条例案には、家庭やプライベートにまで行政が立ち入ることに異議を唱える声も多かったが、ほぼ素案通りの提出となった。

 都民ファーストと公明党を合わせた議席数は都議会の過半数を占めているため、条例案は可決・成立する見通しだ。

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