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トランプ氏と金正恩氏はこうして「望まない戦争」に突き進む (1/3ページ)

 北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相は25日、ニューヨークで記者団に対し、「米国がわが国に宣戦布告をした以上、わが国には対抗手段をとる権利がある。それには、わが国の領空外を飛行する米国の戦略爆撃機を撃墜する権利も含まれる」と語った。

 李氏の言う「宣戦布告」とは、トランプ米大統領が23日に北朝鮮について「彼らの先は長くない」などとツイッターに投稿したことを指す。

 そして、トランプ氏のそのツイートは、李氏が国連総会での演説で「北朝鮮のロケットが米国本土に到達することを不可避にした」などと発言したことに対するものであり、その李氏の言葉は、トランプ氏の国連演説に対する反撃だった。

 まさに、絵に描いたような舌戦のエスカレーションである。筆者はトランプ氏が大統領選挙で勝利した直後、金正恩党委員長との間で「史上最低の罵倒合戦」を繰り広げると予想していたのだが、ここまで極端な展開になるとはさすがに想像しなかった。

 (参考記事:金正恩vsトランプ「史上最低」の罵倒合戦が幕を開ける

 問題は、これが実際の軍事衝突にまで発展するかどうかだ。米ホワイトハウスは25日、李氏の「宣戦布告」発言に対して「馬鹿げている」とコメント。正面から取り合わない大人の対応を見せた。

デイリーNKジャパン
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