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小池劇場、独自色を演出 民進「駆け込み寺」隠し 希望の党設立会見 (1/2ページ)

 小池百合子東京都知事が率いる国政新党「希望の党」は、原発ゼロを訴えて自民党との差別化を図る一方、憲法改正への積極姿勢や現実的な安全保障政策を掲げて民進党などとの違いを打ち出した。とはいえ、27日の設立発表記者会見に参加した国会議員の半数以上は民進党出身者で占められ、清新さは乏しい。「小池劇場」によって党勢を浮揚させていくほかないのが実相だ。 (松本学)

 記者会見では「情報公開を徹底し、しがらみ政治から脱却する」「税金の有効活用」など6項目の綱領が発表され、小池氏や細野豪志元環境相、若狭勝衆院議員らが党の政策を説明した。

 集団的自衛権行使を限定容認した安全保障関連法に関しては、民進党や共産党が唱える「白紙化」の主張とは一線を画して容認姿勢を示し「現実的な外交・安保政策」を掲げた。国会改革や地方分権などの「改革志向の憲法改正」も打ち出した。

 一方、平成31年10月に予定される消費税率10%への引き上げについては「立ち止まって考えようというスタンス」(若狭氏)を表明した。エネルギー政策では、原発ゼロを目指す姿勢も重ねて示した。

 「改革の精神に燃えた保守、新しい政党だ!」

 小池氏はこう訴え、既存の与野党とは異なる政党像をアピールした。とはいえ、会見場のひな壇に並んだ14人の国会議員のうち8人は細野氏や松原仁元拉致問題担当相、長島昭久衆院議員ら民進党出身者が占めた。

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