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民進・黄川田氏が政界を引退 震災で家族失う

 民進党の黄川田徹元復興副大臣(63)=衆院岩手3区=は28日、衆院選に立候補せず、政界を引退する意向を表明した。東日本大震災の津波で岩手県陸前高田市の自宅や事務所が流され、妻と長男、公設秘書を失った。その後は被災地選出の議員として復興に尽力してきた。

 次期衆院選では岩手県内の定数1減により、新3区で自由党の小沢一郎共同代表と野党間で競合していた。黄川田氏の不出馬に伴い、小沢氏に一本化される見通し。

 黄川田氏は28日の党代議士会で「後進に道を譲るべく、政界を引退する」と述べた。関係者によると、健康面の不安を口にすることはあったものの、直前まで比例東北ブロックへの転出など出馬が検討されていた。

 黄川田氏は県議を経て2000年に衆院初当選し、現在6期目。民主党政権で総務副大臣、復興副大臣を歴任した。

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