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【激闘10・22衆院選】小池氏冷徹、民進粛清リスト作成「全員受け入れる気サラサラない」 前原氏との会談で“追放”明言 (1/2ページ)

 新党「希望の党」(小池新党)率いる小池百合子都知事と、民進党の前原誠司代表は29日午前、都内で会談した。小池新党への具体的な合流策について話し合った。実は、このトップ会談は28日夜に行われるはずだったが、小池氏がドタキャンしたという。「安倍晋三政権打倒」で一致したはずの2人に何があったのか。

 「(入党希望リストは)いただいた。ただ、これから私どもの政策に合致するのかどうか、さまざまな観点から絞り込みたい。(民進党)全員を受け入れるということはサラサラありません」

 小池氏は29日午前、前原氏との会談後、記者団に厳しい表情でこう語った。民進党の「左派メンバー排除」を明言したといえる。

 一方、前原氏は「政策策定と候補者調整を急ぐことで認識が一致した」と語った。小池氏が完全に主導権を握っていることをうかがわせた。

 民進党は28日の両院議員総会で、(1)衆院選の公認内定は取り消す(2)民進党の立候補予定者は希望の党に公認申請する(3)民進党は衆院選に候補を擁立せず希望の党を全力で応援する-ことを満場一致で決めた。

 実は、小池氏は24日、前原氏に電話でこう尋ねたという。

 「若狭(勝氏)や細野(豪志氏)が代表なら興味ある?」

 前原氏が「興味ない」というと、小池氏は「じゃあ、私なら興味あるの?」。前原氏は「もちろん興味ある」といい、合流話が加速した。

 当初、前原氏は党内右派から左派まで「全員合流」を小池氏に期待していたが、これを小池氏が拒絶したのだ。28日夜のトップ会談キャンセルは、小池氏の明確なメッセージだった。

 小池氏は「憲法改正」「安全保障関連法」の必要性を訴えている。民進党の最大の弱点は「選挙互助会」「バラバラ」であり、これは基本政策での不一致が原因となっていた。

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