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民進・前原誠司執行部に不満爆発「話が違う!」 民進左派、参院巻き込みリベラル新党構想急浮上 (1/2ページ)

 新党「希望の党」への合流を決めた民進党の前原誠司執行部が30日、激震に見舞われた。希望の党を率いる小池百合子東京都知事は民進党からの公認申請者を厳格に選別する方針で、希望者全員の公認を求める地方組織や連合が「話が違う」と不満を爆発させたのだ。小池氏が「排除する」と明言したリベラル派は参院民進党を巻き込み、別の新党結成を模索する動きも出てきた。 (広池慶一)

 「民進党が独自の力で乗り越えられる状況ならば、こういった選択肢はなかった。安倍晋三政権をストップさせるのが野党第一党の責務だ」

 前原氏は30日、党本部で開いた全国幹事会の冒頭でこう訴え、希望の党への合流方針に理解を求めた。

 しかし、出席者からは「民進党出身者の全員が希望の公認を得られるのか」といった見立ての甘さへの懸念が続出。希望の党側で「選別」に言及する関係者が多いことへの批判も集まり、前原氏は小池氏から「自分以外の発言は取り合わないでもらいたい」と釈明されたことも紹介した。

 民進党北海道連の市橋修治幹事長は記者団に「民進党公認の道を開くよう求めたが『民進党では選挙はやらない』の一点張りだった」と怒りをぶちまけた。党大阪府連は30日夜、小池氏が日本維新の会との間で希望の党の候補を大阪府内の選挙区に擁立しないと合意したことに反発し、候補予定者が対応を協議した。

 不満は党内にとどまらない。連合の神津里季生会長は30日、前原氏に直談判するため、急遽(きゅうきょ)党本部に乗り込んだ。合流に関して前原氏と事前に腹合わせした内容と、希望の党側の実際の動きが違いすぎるからだ。

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