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北朝鮮国内で「7回目の核実験」の噂…地震発生で拡散 (1/2ページ)

 9月23日午後5時半ごろ、北朝鮮北東部で地震が発生したとの報を受け、「また核実験か!」と驚いた読者も少なくないだろう。後日、以前の核実験の影響で発生した自然地震だと結論付けられたが、情報が得られていない北朝鮮の人々の中には、未だに核実験だと思っている人が少なくないという。

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 米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)の咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋もその一人だ。情報筋は次のように述べた。

 「23日午後5時(平壌時間、日本時間では午後5時半)に豊渓里(プンゲリ)で核実験が行われたようだ。農村支援に行っていた人びとも揺れを感じて皆一様に核実験だと思った」

 「核実験」だと判断した根拠のひとつとして、情報筋は時間的なタイミングを挙げた。「翌日は日曜日で、朝からテレビの放送をする日だから」だという。実験を終え、その結果を報道し、プロパガンダを行なうまでの時間を計算するとちょうどいい時間だったというわけだ。

 しかし、核実験を行ったのに政府は何ら発表を行わないので、情報筋は「実験は失敗したものと思っている」と述べている。このような噂が吉州と清津(チョンジン)を中心に広がっている。

 当局の極端な秘密主義と、外部情報の流入の少なさのせいで、北朝鮮ではこういった間違った噂がよく流れる。

 (参考記事:「中国軍が攻めてくるらしい」北朝鮮国民を包む不安

デイリーNKジャパン
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