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野田元首相「無所属で自民党に挑む!」 希望公認発表前に態度表明のワケ

 民進党の野田佳彦前首相は2日、10日に公示される衆院選に無所属で千葉4区から出馬する意向を明らかにした。小池百合子東京都知事が代表を務める新党「希望の党」の公認候補が発表される前に、自ら決断し態度を明らかにした。

 野田前首相はこの日午前、報道各社合同の候補者横顔取材のため千葉市内の県政記者クラブを訪れ、記者団に対し「無所属で自民党に挑む」と明言。「内閣総理大臣、民主党の代表、民進党の幹事長を務め、歯を食いしばって励まし続けてきた仲間がたくさんいる。中には希望の党に入らない方もいる。リスクはあるが、応援するには無所属の立場の方が動きやすい」と無所属出馬の理由を述べた。その上で「無所属なら、自分の従来の主張も思い切り発言できる。過去に責任を持ちながら、未来を語っていきたい」と強調した。

 希望が第一次公認を発表する予定のこの日に出馬表明を合わせたといい、「民進候補の公認の交渉過程で私が無所属で出馬すると言えば後ろから弓を引くことになるから、今日までは明確に表明しなかった」という。希望に合流する民進の候補者らに対しては、「大事なのは打倒安倍政権。大局を見失わず活動してほしい」と話した。

 これに先だって、取材会場の外で、民進党の奥野総一郎氏と対面し、「応援するから」と声を掛ける場面もあった。

 民進の立候補予定者の希望公認問題をめぐっては、希望の細野豪志前衆院議員が「三権の長の経験者には(合流を)ご遠慮いただく」などと発言。小池都知事も「(民進の)全員を受け入れることはない」と述べ、民進のリベラル派排除の動きを見せている中で、野田前首相の“処遇”が注目されていた。

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