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近づく“Xデー”…トランプ氏、武力行使決断か 北との交渉「時間の無駄」

 トランプ米大統領が北朝鮮との対話路線を拒絶した。ツイッターで1日、核・ミサイル問題で対話の意思の有無を尋ねていると公言したティラーソン国務長官に「時間の無駄だと伝えた」と投稿。「やるべき事をする!」「俺は失敗しない」として、武力行使路線を明言したのだ。

 北朝鮮をめぐっては、平壌郊外の兵器工場から最近、複数のミサイルが搬出されたことを韓国当局が確認、18日開幕の中国共産党大会などに合わせ、大陸間弾道ミサイル(ICBM)などを日本を越えて太平洋に発射する恐れもあるとみて警戒している。

 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を「ロケットマン」とこき下ろすトランプ氏は1日、「ロケットマンに優しくしてきたが、25年間うまくいかなかった。クリントンもブッシュもオバマも失敗した。俺は失敗しない」とツイートした。

 トランプ氏のツイートは、中国を訪問したティラーソン米国務長官が9月30日、北朝鮮側と接触して対話の意思があるのか探っていると記者団に語ったことに反応したものだった。

 「素晴らしい国務長官であるティラーソン氏に、小さなロケットマンと交渉しようとして時間を無駄にしていると伝えた」とクギを刺したうえ、「力を温存しておけ、レックス。われわれはやるべきことをする」と、あらためて強硬姿勢を打ち出した。

 米国務省も、米朝間に複数のチャンネルがあるとしたうえで「北朝鮮側は非核化について関心も対話の用意も示していない」としていた。

 やはりXデーが近づいている。

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