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金正男氏一家の脱出を助けた謎の団体、初めて取材に応じる (1/2ページ)

 北朝鮮の金正恩党委員長の異母兄・金正男(キム・ジョンナム)氏が今年2月にマレーシアで暗殺された直後、息子のキム・ハンソル氏ら遺族が安全な地域に脱出するのを手助けしたとされる謎の団体「千里馬民防衛(チョンリマミンバンウィ)」。米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のアラステア・ゲール記者は、この団体の関係者との接触に成功した。

 記事によると、千里馬民防衛の関係者は、ハンソル氏ら遺族が、正男氏が殺害された直後に直接コンタクトを取ってきたと語った。それを受けて、ハンソル氏、金正男氏の第2夫人のリ・ヘギョン氏、娘のキム・ソルヒ氏の脱出作戦に乗り出した。

 ■台北で緊張の30時間

 まず、同団体は複数の国に彼らの身辺保護を要請した。米国、中国、オランダは移動、ビザ発給を含めた計画の様々な面に協力した。

 同団体は3月、ハンソル氏一家の脱出と関連して声明を発表し、「緊迫した時期に、家族の人道的な避難を支援してくれたオランダ政府、中国政府、米国政府と、ある匿名の政府に感謝の意を表します。また、北朝鮮の体制内で支援してくれる仲間にも感謝の意を表します」としている。

 (関連記事:金正男氏の息子・ハンソル氏の動画を掲載した「千里馬民防衛」HPの声明

 一方でカナダは、北朝鮮に抑留されていた同国籍のイム・ヒョンス牧師の釈放に影響することを恐れ、協力を拒否したと別の関係者が語った。

デイリーNKジャパン
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