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【激闘10・22衆院選】民進3分裂で「連合」票争奪戦 政治評論家「神津会長は小池氏に相当頭に来ているはずだが…」 (1/2ページ)

 小池百合子都知事率いる新党「希望の党」と、枝野幸男元官房長官が立ち上げた新党「立憲民主党」などが、民進党最大の支持団体「連合」の動きに神経をとがらせている。連合に加盟する組合員は約680万人で、選挙となれば組織を上げて戦うため、協力を取り付けたいのだ。日本最大の労組は今回、どこと手を握るのか。

 「働く者の立場というのが私たちの立ち位置だ。(連合とは)連携していける」

 枝野氏は2日夕、都内ホテルでの記者会見で、こう述べた。これに先立ち、枝野氏は連合の神津里季生(こうづ・りきお)会長と面談した。新党への理解を求め、協力を要請した。

 枝野氏が民進党を割って出たことで、民進党出身者は、(1)希望の党(2)立憲民主党(3)無所属-で出馬することになる。

 枝野氏の動きに呼応するかのように、連合も動いた。衆院選で希望の党は支援せず、民進党出身者を中心に個別に支援する方向で調整を始めたのだ。5日に定期大会を開き、新執行部発足と同時に方針を決定する。

 すでに連合は民進党から出馬予定者を中心に170人に推薦を出しており、これらの候補を個別に支援することになりそうだ。

 これまで連合は、民進党と希望の党の合流交渉で、小池氏側が政策や理念で民進党出身者を「選別・排除」する姿勢に反発していた。

 永田町関係者は「連合の組織力があれば、今回の衆院選でも希望の党の大躍進はあり得た。だが、民進党分裂を受けて、連合票が割れる可能性がある」と語った。

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