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金正恩氏の恐怖心が「肥溜め襲撃事件」を誘発する理由 (1/3ページ)

 北朝鮮当局は昨年から、肥料に含まれる窒素の含有量を制限する措置を取ったが、今年からは生産、輸入そのものを禁止したと、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。どうやら、金正恩党委員長の身の安全に関わる措置のようだ。

 そのおかげで、庶民が「あんまりな仕打ち」を受けようとしている。不足する肥料を補うために、「人糞集め」に駆り出されるのだ。

 そのノルマがあまりにキツイため、糞尿のやり取りを巡りワイロまで飛び交うという。北朝鮮においては、社会のあらゆる場面でワイロが要求される。女性に対する「性上納の強要」という犯罪も横行している。

 (参考記事:北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為

 しかし世界広しといえども、糞尿を巡ってワイロがやり取りされるのは北朝鮮だけではないか。また、ワイロを払えない人々による「肥溜め襲撃事件」も頻発しているという。

 (関連記事:北朝鮮、「人糞集め」に苦しめられる住民たち…糞尿めぐりワイロも

 それにしても、北朝鮮当局はなぜ、窒素肥料の生産を制限しているのか。それは、窒素肥料の原料が爆弾の材料に使われるためだ。

デイリーNKジャパン
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