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共産・志位委員長「希望の党は自民党の援軍だ」 枝野氏と候補一本化急ぐ

 共産党は3日、党本部で第2回中央委員会総会(2中総)を開き、志位和夫委員長は新党「希望の党」について「野党共闘を破壊し、自民党最大の援軍になった」と批判した。衆院選では希望の党の候補に対抗馬を立てる一方、枝野幸男元官房長官が代表を務める新党「立憲民主党」との候補者調整を急ぐ。

 「希望の党は、安全保障法制の容認などで民進党出身者に屈服を迫り、野党共闘を破壊した。小池百合子東京都知事は自民党時代、安倍晋三首相とともに暴走政治を推進した張本人だ」

 志位氏は2中総で、希望の党と小池氏を指弾した。共産党は、衆院選選挙区で民進、共産、自由、社民の4野党による候補者調整を進めてきたが、情勢は一変した。頼みの綱は、希望移籍組と決別した枝野氏らの立憲民主党だ。

 志位氏は2中総で「共闘の原点と大義に立ち返って行動する方々とは経過や行きがかりを乗り越えて協力・連携を追求する」と宣言した。会合後は記者団に、枝野氏が出馬予定の埼玉5区で、共産党候補を取り下げる方針を明らかにするなど「反自民・反希望」票結集に向けた態勢づくりを急いでいる。

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