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【激闘10・22衆院選】小池氏、192人急造ウラに隠し弾 民進の7・6億円で“金欠”解消も希望逆風、「自民260議席」予想 (1/3ページ)

 小池百合子都知事率いる新党「希望の党」は「第2の民主党」なのか-。希望の党は3日、衆院選(10日公示-22日投開票)に擁立する第1次公認候補192人を発表した。民進党出身者は110人で、約6割を占めた。旧民主党時代に、小沢一郎氏(現自由党代表)の薫陶を受けた元職もズラリと並んだ。希望の党は公認条件として「資金提供」を義務付けているが、民進党から少なくとも約7億6000万円が流れたとされる。自民党や立憲民主党の選挙区には「刺客」を送り込んだが、民進党を離党した無所属候補や公明党、自民党の一部には配慮する「仕掛け」を潜ませた。公示まで1週間、最新の選挙情勢に迫った。

 「1つの旗のもとに集まってくれた。これから戦いが始まるが、同じ方向を向きながら、戦える体制を至急整えたい」

 小池氏は3日、都内で記者団にこう語った。

 すったもんだの末に、まとめ上げた希望の党の第1次公認候補だが、民進党に理解があった朝日新聞ですら4日付朝刊で「希望、数合わせ優先」と見出しを付けた。他紙も同様で、民進党出身者が多数(192人中110人)流れ込んだことへの「失望感」が漂った。

 当初、もくろんだ野党結束は野党狂騒になった感もあるが、ここまで混乱したのは、小池氏が掲げた「排除の論理」だ。小池氏は「第2民進党」「民進党の駆け込み寺」との批判を恐れ、民進党出身者は丸抱えせず、「選別・排除」した。

 これに民進党の前原誠司代表や、支持団体である連合が反発。大混乱の末、公認が認められたのは9月28日の騒動勃発から5日後、公示まで1週間を切っていた。

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