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CIA高官が異例の警告、北10日に挑発行為か 準備態勢推奨「電話のそばにいた方がいい」

 米中央情報局(CIA)で朝鮮半島情勢を統括する「コリア・ミッションセンター」のヨンスク・リ副局長代理は4日、ワシントン市内の大学で講演し、北朝鮮が朝鮮労働党創建記念日である今月10日(米国時間9日)に挑発行為を仕掛けてくる可能性があるとの見方を明らかにした。現職のCIA幹部が北朝鮮情勢に関して公の場で発言するのは異例。

 9日が米国の祝日「コロンブス・デー」にあたると指摘。北朝鮮はこれまでも米国の祝祭日に合わせてミサイル発射や核実験などを実施しており、リ氏は「電話のそばにいた方がいい」と関係者に準備態勢に入ることを推奨した。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は「非常に理性的な人物だ」と述べ、「米国や同盟国と戦うことに関心はない」とも強調した。

 一方、米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は、北朝鮮が東京とソウルを爆発規模25キロトン(TNT火薬換算)の核兵器で攻撃した場合、死者が計約210万人、負傷者が約770万人に上るとの推計値を公表した。

 米軍が北朝鮮の核・ミサイル関連施設を攻撃し、北朝鮮が報復した事態を想定。北朝鮮が15キロトンから水爆規模の250キロトンまでの核弾頭を25発配備、全25発を弾道ミサイルで人口密集地の東京とソウルに発射したと仮定し、被害規模を算出した。

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