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【激闘10・22衆院選】小池代表「希望」は苦戦、立憲民主党が大健闘 松田馨氏の全議席予測「有権者は政治家不信を深めてしまった」 (3/3ページ)

 こうした小池氏の姿勢に反発し、枝野氏は立憲民主党を立ち上げた。希望の党に排除された人々中心だが、日本人の判官びいきと、「主義主張を貫いた」というイメージもあり、36議席に大躍進しそうだ。

 ただ、同党には、枝野氏を筆頭に、「史上最悪の宰相」こと菅直人元首相や、福山哲郎元官房副長官など、あの菅政権の主要メンバーがズラリと並んでいる。

 選挙戦で「台風の目」である小池氏は、戦法・戦術を変えつつある。

 10日午前、東京・池袋で第一声を上げた小池氏は、「一番重要なのは政治への信頼の取り戻しだ。森友・加計疑惑は何だかよく分からない。この選挙戦で、安倍1強政治を終わらせようではないか」と訴えた。

 当初、保守二大政党を掲げ、あからさまな「安倍批判」を封印してきたが、希望の党の失速・立憲民主党の躍進-という状況を鋭く嗅ぎ取ったのか、政権批判に舵を切ったようだ。

 一方、前回予測で、単独過半数(233)割れの可能性が指摘された安倍首相率いる自民党は、今回は276で単独過半数だけでなく、17ある全常任委員長ポストを抑え、過半数の委員を送り込める絶対安定多数(261)も上回るとの予測が出た。

 自公与党で311となり、衆院3分の2である310を上回る。安倍首相の悲願である憲法改正の発議に前進する。

 松田氏は「希望の党と民進党のゴタゴタによって有権者は政治家不信を深めてしまったのではないか。投票率の低下も自民党を押し上げる大きな要因だ。ただ、内閣支持率は不支持が支持を上回っており、自民党も盤石ではない」と語った。

 政界の「一歩先は闇」であり、与党側に「緩み」「おごり」が出た場合、こうした形勢が一気に逆転する可能性がある。

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