記事詳細

【室谷克実 新・悪韓論】文大統領“ニコニコおじさん”の裏で陰惨な政策 南北統一とは別の次元で目指す「韓国型共産社会」 (1/2ページ)

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権は、表に「庶民派のニコニコおじさん」が立ち、裏で陰惨な「親米派・保守派の壊滅作戦」を静かに進めている。その先行きは「右に戻れない体制づくり」であり、北朝鮮との統一とは別の次元で、「韓国型共産社会」を目指していると見るのが至当ではあるまいか。

 文政権の発足から半年で、経済界はもはや「何も言わない集団」になった。政府の施策に異論を唱えたら、関係部署からさまざまな圧力があり、果ては「反省文」(自己批判書)の提出を強要されるからだ。

 政権は来年から、公営企業について労組代表の理事を設ける法案を準備している。官庁エコノミストはかつて、野党・労組側からの「労組代表理事」提案に対して「企業の能率を損ねる」と強く反論していたが、政権が変わるや「民主化を進める良い制度だ」と賛成に転じた。「お国のため」よりは「わが身がかわいい」からだ。

 公営企業に「労組代表理事」が定着すれば、いずれ民間企業の取締役会にも拡大する。労組のない企業には、表向きは何も言わないスタイルで、労組を誕生させるよう圧力を加えるだろう。

 大統領府には従北派の学生運動のリーダーだった秘書官が、秘書室長以下10人もいることは8月10日付の本欄で紹介したが、首相の秘書官(市民社会担当=局長級)にも、国家保安法違反で2回服役している人物が起用されていることが明らかになった。この人物は出所後、おそらく盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権下で、政府系の研究機関に入り身を潜めていた。

 きっと行政官レベルでは、相当数の元活動家がすでに入り込み、職位とは関係なく実権を振るっているのだろう。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう