記事詳細

【激闘10・22衆院選】大逆転!全国52選挙区徹底分析 挽回試みる希望、野党第1党うかがう立民 選挙プランナー・松田馨氏分析 (2/3ページ)

 20日午後には、自民党リベラル派の雄、河野太郎外相をJR大宮駅西口に送り込んだ。この人選について、官邸関係者は「枝野氏の地元には、安倍首相が行くより、河野氏が行く方が効く。『リベラルをもってリベラルを制す』だ」と語った。

 民進党代表代行も務めた江田憲司前衆院議員も厳しい戦い。江田氏の神奈川8区(横浜市緑・青葉区など)に、自民党は弁護士の三谷英弘氏を擁立した。三谷氏は、江田氏が代表だった「みんなの党」から国政に出馬経験もあり、師弟対決だ。

 三谷氏には、菅義偉官房長官が支援に回り、ドブ板選挙を伝授した。陣営関係者は「まだまだ知名度は低いが、江田氏の背中が徐々に見えてきた」と語っている。

 首都・東京では、18区(武蔵野市、小金井市など)が注目区だ。「史上最悪の宰相」こと菅直人元首相の地盤で、元部下の枝野氏が代表を務める立憲民主党から13回目の当選を目指すが、「苦戦」といえる。

 永田町・霞が関では、「立憲民主党が野党第1党に躍進した場合、菅氏が衆院副議長になるのではないか」といった会話が交わされ、警戒されている。

 優勢が伝えられる自民党だが、田中角栄元首相の故郷で、かつての保守王国・新潟では、ギリギリの戦いだ。

 共産党が候補者を立てず、「野党・市民連合」を組織して、自民党候補と激突する-という構図で、昨年10月の新潟県知事選で成功している。新潟5区(長岡、小千谷市など)から出馬した自民党の泉田裕彦前県知事は「やや優勢」だが、決して楽な戦いではない。

 年下の男性弁護士との不倫疑惑報道が直撃し、民進党を離党して無所属で出馬した山尾志桜里前衆院議員の愛知7区(瀬戸、大府市など)も見ものだ。山尾氏は「子育て支援」を訴えているが、週刊文春の記事を読む限り、自宅に残された幼い長男がかわいそうだ。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース