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【激闘10・22衆院選】大逆転!全国52選挙区徹底分析 挽回試みる希望、野党第1党うかがう立民 選挙プランナー・松田馨氏分析 (3/3ページ)

 自民党は1議席でも上積みするため、激戦区での手を緩めない。

 安倍首相は19日、希望の党から出馬した馬淵澄夫元国交相の地元、奈良1区(奈良、生駒市)に入った。馬淵氏は、野党に逆風が吹いた前回や前々回の衆院選でも選挙区で勝ち上がってきた猛者だが、希望の党への逆風が直撃している。

 希望の党に「失望」「絶望」を感じた公認候補の中には、党の政策と違うことを言い始めたり、離党をほのめかしたりする者もいる。

 香川1区(高松市)の小川淳也前衆院議員はHPに「憲法9条の改悪については明確に反対」と書き込んだ。希望の党の公認条件である「憲法改正」「安保関連法」の容認を拒否したように読める。これは有権者に対する裏切りではないのか。

 希望の党から出馬しながら、小池氏の地元入りを断った候補もいる。「政界渡り鳥」として知られ、熊本1区(熊本市の一部)を地盤とする松野頼久元内閣副長官である。

 熊本の人々は「肥後もっこす」と呼ばれ、正義感が強く、曲がったことが大嫌いな性格とされる。一方、松野氏は「民主党→日本維新の会→維新の党→民進党→希望の党」と、数々の政党を渡り歩いてきた。

 こうした政治姿勢が受け入れられないのか、12年12月の衆院選以降、小選挙区での当選はない。

 泣いても笑っても、選挙戦は21日午後12時(=街頭演説や選挙カーでの連呼行為は午後8時まで)で終わる。最後の最後まで死力を尽くした候補だけが、栄冠を勝ち取れる。

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