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目は充血し、視線ぼんやり…絶望の若狭氏「小池氏の『排除』強すぎた、これで立憲民主に流れた」 (1/2ページ)

 衆院選では、希望の党の失速を象徴する候補が落選。不倫疑惑や暴言などスキャンダル候補の明暗も分かれた。大勝した自民党だが、「魔の2回生候補」91人は、小選挙区で「56勝35敗」と厳しい結果だった。

 東京10区では、希望の党代表の小池百合子都知事の側近、若狭勝氏(60)が小選挙区で3位に低迷し、比例でも復活できず落選、小池氏から引き継いだ地盤を失った。

 22日午後8時すぎに早くも「劣勢」の一報が流れると、報道陣や支持者ですし詰めの選挙事務所では「ああ」とため息が漏れた。

 配管から水がしたたり、バケツが置かれた事務所ではスタッフや支持者の目はうつろで、蒸し暑さといらだちからため息と舌打ちばかりが鳴り響く。午後10時40分ごろには、若狭氏が現れないまま、選対本部長が「台風が来てますから、皆さんの命が大事だし、朝までそれぞれの自宅で待っていただきたい」と支持者に解散を呼びかける事態となった。

 午後11時50分ごろ、自民党の鈴木隼人氏(40)の当選確実が出ると、ようやく若狭氏が姿を見せた。目は充血し、視線もぼんやりと定まらないなか、「希望の党が自民党の受け皿となるはずだったが、新たに立憲民主党ができたということで受け皿が分散された」と敗戦の弁を述べた。

 「力不足だった」と自身の責任に言及する一方、「(小池氏の)『排除』は強すぎる言葉だった。これで有権者が立憲民主党に流れた面は否めない」「今回は公示日からの選挙戦で期間が短かった。期間が長ければもう少し違った展開になったのではないか」と不満げな様子も見せた。

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