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排除発言で負けた小池都知事 自民党は「小池さまさま」 (2/3ページ)

 安倍首相の考えに近い産経新聞の調査(10月14、15日実施)でさえ、安倍内閣の支持率は42.5%で、不支持は46.3%だった。選挙期間中にも各調査で不支持率がどんどん上昇していった。

 安倍不支持なのに、なぜ自民党が圧勝なのか? 理由はとても単純だ。

 ◆小池氏が決めた“オウンゴール”

 「他に入れるところがないからですよ。“反安倍”という旗印を掲げた野党が『希望の党』で一致結束して、自民党と一対一の勝負になれば本当にマズかったけど、彼らが勝手にバラバラになったので反安倍票が分散された。自民党にとっては、小池さまさまです」(前出・自民党関係者)

 思い返せば、公示2週間前時点で強烈な追い風が吹いていたのは小池氏の方だった。希望の党結党時に「これは政権選択選挙になる」と高らかに宣言。民進党を丸ごとのみ込むという荒業を見せて、“この国が変わるかもしれない”“女性初の総理誕生か”という高揚感が日本中を包んだ。

 ところが、小池氏が“オウンゴール”を決めてしまった。民進党からの合流組の一部について、小池氏が「排除いたします」と言い切ったのだ。

 この「排除」発言で世の空気は一変し、「小池氏は冷酷でいけ好かない人」とのイメージが広がる。ある政治ジャーナリストは、小池氏にも気の毒な面があったと指摘する。

NEWSポストセブン
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