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民進党存続の愚 140億円は死守、前原氏は3時間半つるし上げ (1/2ページ)

 民進党が何と存続することになった。前原誠司代表は衆院選前、小池百合子代表(都知事)率いる「希望の党」との全党的合流を決めたが、27日の両院議員総会で失敗を認め、近く引責辞任すると明言した。所属議員からは「すぐ辞任しろ」「信頼できない」などと批判が噴出した。今後の展望がなく、大分裂した民進党だが、140億円ともいわれる資金と地方組織を持つ。ゾンビ政党とはいわないが、今後も永田町で生き残りをはかる。

 「結果を伴わなかったのだから、正しかったとは言えない。代表として痛切に責任を感じる」「一定の方向性を決めた上で、辞任する。新たな執行部の下でスタートを切るのが大事だ」

 前原氏は27日、民進党本部で開いた両院議員総会で、こう謝罪した。

 希望の党の両院議員懇談会は約3時間だったが、政権や閣僚を批判することでは天下一品の議員がそろっているためか、糾弾大会は3時間半も続いた。

 両院総会では、30日に地方組織の幹部を集めて開く全国幹事会の後に、改めて両院総会を開催することも申し合わせた。11月1日召集の特別国会までに新代表を選出する方向で調整に入る。

 前原氏は総会終了後、140億円とも百数十億円ともされる党の資金について「当然党に残す。他党に分配することはない」と記者団にいい、代表辞任の時期については「30日の全国幹事会の後に判断する」と語った。

 日本を低迷させた3年3カ月の民主党政権時代の過去を引きずる民進党は、野党第1党だったが先の衆院選で公認候補を出せなかった。政党支持率も低く、独自で戦うことができなかったのだ。

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