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座間猟奇殺人に周辺住民「かいだことのない臭いがした」 精神科医「昆虫採集のように遺体収集の可能性」 (1/2ページ)

 昼夜を問わず回り続ける換気扇から漏れ出す異臭-。死体遺棄容疑で逮捕された白石隆浩容疑者(27)が住む神奈川県座間市のアパートの部屋には、9人の遺体がクーラーボックスに隠されていた。白石容疑者がひっそりと引き起こしていた前代未聞の猟奇的事件に、関東近郊の住宅街は震え上がった。

 「かいだことのない臭いがした」。遺体が見つかった現場のアパートに住む男性会社員は10月31日、現場付近で感じていた異変を口にした。

 アパートは小田急線相武台前-座間駅沿いの住宅街にあり、2階建てで全10室。白石容疑者は2階の1室に居住していた。同じ階に住む男性も8月ごろから異臭を感じていたが、不審な物音や声を聞いたことはなかったという。

 アパート住民同士の交流は少なく、近所の人も「どんな人が住んでいるか分からない」と口をそろえる。

 近所の主婦(63)は「毎日アパートの前を通るが、何の異変も感じなかった」と話す。9人の遺体発見のニュースに「身近でこんな事件が起こるなんて、すごく恐ろしい」と硬い表情。現場のアパートの前をよく散歩するという女性(70)は「9人の遺体と暮らしていたなんて信じられない」と声を震わせた。

 アパートの管理業務を担当している不動産会社では、関係者が報道陣に対応。「事件があったので退去者がたくさん出るかも」と困惑した様子だった。

 白石容疑者の実家は、アパートから2キロほど離れた同じ座間市内の一軒家。近くに住む70代の女性は、「(白石容疑者の)父親は、しばらく会わないと『お元気ですか』などとあいさつする気さくな人だ。『これから息子と飲みに行く』『飼い犬の面倒を息子にみてもらう』なども話していた」と振り返る。

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