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座間9遺体、白石容疑者は“死体愛好者”か 精神科医「遺体バラバラにすることで快楽」 (1/2ページ)

 神奈川県座間市のアパートで9人の切断遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された無職、白石隆浩容疑者(27)。わずか2カ月の間に残虐な犯行を重ねた白石容疑者の心理状態について、専門家は「初めの1人を殺害して快楽を覚え、止まらなくなったのでは」と分析する。

 白石容疑者は、8月下旬に現場のアパートを契約して以降、8月に1人、9月に4人、10月に4人を殺害したと供述している。「1週1殺」のハイペースぶりだ。

 ヒガノクリニック院長で精神科医の日向野春総氏は「もともと、容疑者は社会に対する適応能力が欠如し孤立していたとみられる」と指摘。「神経症と統合失調症の中間のような精神状態だった可能性がある」とみる。

 その上で「最初の被害者を殺害、解体したときに『自殺したいという人の思いをかなえてあげた』と思い込んでしまったのではないか。それから世のため、人のためとばかりに次々と手を下していったのだろう」という。殺人に「存在意義」を見いだしていったというのだ。

 女性の被害者に性的暴行を働いたほか、金銭を奪っていたことについては「仕事をしたことに対する当然の報酬と考えていたのだろう」と日向野氏は推測する。

 白石容疑者は取り調べに「最初は(遺体の)損壊に3日かかったが、2人目から1日でできるようになった」と“成長の過程”を語ってもいる。日向野氏は「人間の遺体をバラバラにすることで『自分が優位に立っている』という快楽を感じていたはずだ。頭部を残していたのは標本を作るのと同じ感覚だったのだろう」と指摘、「ネクロフィリア(死体愛)の一種ではないか」とする。

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