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立民、党内倫理崩壊 強制わいせつ疑惑の初鹿氏に“大甘処分” (1/2ページ)

 もはや党内倫理が崩壊していると思わざるを得ない。立憲民主党は1日、女性支援者への強制わいせつ疑惑を週刊文春に報じられた初鹿明博衆院議員(比例東京)に関し、「6カ月の役職停止」という“大甘処分”を決めた。「女性に不快な思いをさせた」(福山哲郎幹事長)というのが理由だが、報道が事実であれば立派な刑法犯だ。もし、真相を確認せずに幕引きを図ろうとしたとすれば、「まっとうな」政党とは言えない。

 「報道されることで不信感を招いた。女性に不快な思いをさせ、迷惑をかけた」

 福山氏は1日、国会内で記者団に、初鹿氏の処分理由をこう説明した。内定していた政調副会長への起用も取り消したという。週刊文春の発売日に決まったスピード処分だが、果たして事実関係を確認したのか。

 初鹿氏本人は「意に反したわいせつ行為をした事実は一切ない」と否定している。ただ、タクシーの中で女性にキスを迫り、ズボンのチャックを下げて女性の顔を引き寄せたという報道が事実であれば、刑法174条の「公然わいせつ」(6月以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料)や、同176条の「強制わいせつ」(6月以上10年以下の懲役)などに抵触する可能性がある。

 議員辞職を検討してしかるべき話であり、誤報であれば週刊文春を訴えるべきだ。弁護士でもある枝野幸男代表が、問題の重大性を理解していないはずがない。

 さらに、「女性に不快な思いをさせた」という処分理由にも、首をかしげたくなる。

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