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【桂春蝶 蝶々発止。】総選挙で一番惨敗したのは一部マスコミの報道姿勢なんです (1/2ページ)

 今回より始まりました「桂春蝶の蝶々発止」。タイトルは、丁々発止という熟語をもじりました。その言葉の意味通り、何にもとらわれず、リスクを恐れない自由な論調で、社会的事象をバッサバサ斬ってゆくことを、お約束いたします。

 私たち噺家は全国各地で公演をさせていただいております。都会や山間部、離島、外国公演まであり、お客さまの個性は多種多様です。そこへ年齢や性別対比などを入れますと、その彩りは無限なのです。

 落語界の格言に「芸人に上手い下手はなかりけり。ゆく先々の水に合わねば」があります。

 決まった手法にこだわるのではなく、お客さまの波動を肌で感じながら、ネタの選択をその場その場でしてゆく。いわば、われわれは「言葉のソムリエ」。初めから「スタンスありき」では、お客さまの感動は決して得られないのです。

 さて、私はとても憂えていることがあります。この国におけるマスコミの報道姿勢です。

 先の衆院選は、自民党の圧勝に終わりました。「モリカケ」騒動にわいた初夏、一部のマスコミと野党は「解散して国民の真を問うべきだ」と、散々言い立てました。数カ月後、安倍晋三首相が解散総選挙に打って出るや、「大義なき解散だ!」という始末です。

 次に言い出したのが当日の投票率の低さ。この投票率で民意を得たと思うなと。だが、投票日の10月22日は、台風21号の直撃で有権者の足に影響が出たのは誰でも分かる。なのに、直撃した台風すらマスコミは「どこ吹く風」です。

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