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イバンカ氏、異例厚遇の狙い 官邸秘策、親密な首脳関係さらに強化 (1/3ページ)

 ドナルド・トランプ米大統領の長女、イバンカ大統領補佐官が存在感を高めている。2日に初来日し、3日は日本政府が東京都内で主催する国際女性会議で講演し、同日の夕食会では安倍晋三首相夫妻と親交を深めた。トランプ氏の訪日前日(4日)に帰国するイバンカ氏だが、日本側の厚遇には狙いがある。トランプ氏から絶大な信頼を集めるイバンカ氏を通じて、親密な首脳関係をさらに強化することだ。今後、日米同盟の真価が問われる朝鮮半島情勢をにらみ、安倍首相の戦略的外交が進んでいる。 

 「みなさん、ごきげんよう。ありがとう」

 イバンカ氏は2日夕、大きなサングラスに水色のコート、黒のパンツ姿で、成田空港に到着し、笑顔で手を振りながら、英語でこう語った。

 3日午前、都内のホテルで開催中の「国際女性会議WAW!」で講演。その後、河野太郎外相や野田聖子総務相らと個別に会談し、夜は創作フレンチの高級レストランで、安倍首相夫妻と会食した。

 安倍首相は同日午前、前出の国際女性会議の関連行事に出席し、「日本は世界で女性活躍の旗を高く掲げ、強い指導力を発揮していく決意だ」と強調。イバンカ氏が中心になって設立した、女性起業家を支援する基金への5000万ドル(約57億円)拠出を表明した。

 イバンカ氏は、身長180センチで10代のころからモデルとして活躍したうえ、トランプ氏も卒業した超名門のビジネススクール「ペンシルベニア大ウオートン校」を優秀な成績で卒業した。「トランプ氏の一番のお気に入りの子供」といわれる。夫のクシュナー氏も大統領上級顧問を務め、夫婦そろってトランプ氏の信頼を得ている。

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