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性癖満たすため?白石容疑者、際立つ特異性 専門家「猟奇性、反復性ともに前例ない」 (1/2ページ)

 ■週1回ペースで…頭部や骨を保管

 神奈川県座間市のアパート一室から9人の遺体が見つかった事件は6日、発覚から1週間を迎えた。警視庁高尾署捜査本部に死体遺棄容疑で逮捕された白石隆浩容疑者(27)は8月下旬から10月にかけ、ほぼ1週間に1人という特異なペースで殺害・遺体解体行為を繰り返していたとされる。過去にも女性らを狙った連続殺人事件はあったが、専門家は「この事件は猟奇性、反復性ともに前例のない連続殺人だ」と特異性を指摘している。

 ◆性癖満たすため?

 「殺害目的でロフト付きの部屋を借りた。ロフトにかけたロープで首をつって殺害した」

 白石容疑者は殺害方法をこう供述しているとされる。ツイッターでは「首吊(つ)り士」と名乗っており、首つりへの執着がみられる。

 こうした執着が犯行様態にみられる事件は過去にもある。平成17年にインターネット上の「自殺サイト」で知り合った男女3人を殺害した前上(まえうえ)博元死刑囚=21年に死刑執行、当時(40)=は、被害者が窒息して苦しむ姿に興奮する性癖を満たすために犯行を重ねていた。

 前上元死刑囚と計17回接見し、心理を分析した長谷川博一・こころぎふ臨床心理センター長は「前上元死刑囚の首絞めへの執着と同様に、白石容疑者にも首つりへのこだわりが垣間見える」と指摘する。

 白石容疑者の犯行の特異さは遺体の処理方法にも表れている。遺体を解体し肉は捨てた上で、頭部や骨を室内に保存していたという。長谷川氏は「保存行為にも性的嗜好(しこう)との関連がみられる。猟奇的行為への興味がこれほど広範にわたる例は珍しい」と分析した。

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