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【昭和のことば】元は軍隊での流行りことば 石原裕次郎さんが使った「イカす」(昭和33年) (1/2ページ)

 「イカす」とは、日活の主演映画「太陽の季節」「狂った果実」「嵐を呼ぶ男」などの劇中で、石原裕次郎が使ったことばである。元は軍隊での流行りことばらしいが、後に流行る「かっこいい」「ナウい」「クール」などと同様に、若者の心を捕らえるような外見やセンスの良さを表現したことばだ。

 現在の30代、40代の世代には、TBSの深夜番組『平成名物テレビ』(1989年)の人気コーナー「いかすバンド天国」(通称イカ天)のほうがなじみ深いが、この「イカす」は昭和33(1958)年当時の流行語のパロディーである。

 この年の主な事件は、「日劇で『ウエスタン・カーニバル』開催。ロカビリー人気高まる」「世界初の海底道路、関門国道トンネル開通」「売春防止法施行」「阿蘇山大爆発、死者12人」「全日空ダグラスDC3型旅客機、伊豆下田沖で遭難。死者33人」「藤山・ダレス会談、安保条約改定に合意」「東京放送、ドラマ『私は貝になりたい』放映」「国鉄、東京・神戸間に特急電車『こだま』号の運転開始」「皇太子明仁親王と正田美智子さんの婚約発表」「1万円札発行」「東京タワー完成」など。

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