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【ニュースの核心】プーチン大統領、対北攻撃を容認か トランプ氏とAPECで会談「準備中」、正念場の日本 (1/2ページ)

 ドナルド・トランプ米大統領が、日本を皮切りにアジアを歴訪中だ。最大の焦点は、「核・ミサイル開発」を続ける北朝鮮問題である。事態は歴訪中に大きく動く可能性も出てきた。

 トランプ氏は訪日に先立ち、大統領専用機(エアフォースワン)の中で「ロシアのプーチン大統領と会談するだろう」と語った。私はここに注目する。

 両大統領は10日、ベトナムで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席する。ロシア側も「首脳同士の出会いを作る準備中」と確認した。2人は一体、何を話すのか。

 トランプ氏は「ロシアが北朝鮮問題でわれわれを助けてくれる可能性がある」と語っている。ずばり言えば、プーチン氏が「対北圧力の強化」、あるいは「米国の軍事攻撃を容認する可能性」も出てきたのではないか。

 中国は8月に政府系新聞『環球時報』の社説という形で、「北朝鮮が先に攻撃し米国が報復した場合、中国は中立を保つ。ただし米国が朝鮮半島の版図を塗り替えようとするなら介入する」という姿勢を示している。

 トランプ氏はこの点を8日、中国の習近平国家主席との首脳会談で直接、確認するだろう。となれば、次に鍵を握るのは当然、ロシアである。

 プーチン氏がもし、中国同様、米国の対北攻撃を暗黙裡にでも容認するなら、トランプ氏は事実上、軍事攻撃のフリーハンドを得る形になる。

 そこまでいかなかったとしても、ロシアから制裁圧力の強化を取り付けられれば、金正恩(キム・ジョンウン)体制に打撃を与えられる。

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