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【編集局から】「ブルーリボンバッジ」装着しない日本の閣僚、イバンカ氏の行動を見習って

 ドナルド・トランプ米大統領の日本訪問が終わりました。今回の訪日では、北朝鮮による拉致被害者家族と面会しました。多忙な米大統領が時間を割いて家族と会ったことには一定の意義があります。世界最強の米国が、拉致被害者の存在を「忘れない」と強力なメッセージを北朝鮮に発したことになるからです。

 それ以上に、トランプ氏の前に訪日した長女、イバンカ大統領補佐官の行動に驚かされました。イバンカ氏のインスタグラムを見ると、拉致被害者救出運動の象徴である「ブルーリボンバッジ」を胸に付けていました。

 米国からすれば、拉致問題は他国の出来事に過ぎません。その意味で、他国の被害者に思いを寄せるトランプ氏とイバンカ氏の行動に、「公人」としてのあるべき姿を見た気がしました。

 日本国内を見渡すと、拉致問題を最重要課題とする安倍晋三内閣の中にすら、ブルーリボンバッジを付けていない閣僚が散見されます。

 拉致被害者を取り戻す責任は、日本政府にあります。バッジを装着しない閣僚たちは、そのことを忘れているとしか思えません。せめてイバンカ氏の行動を見習い、バッジを装着してほしいと願っています。(報道部・森本昌彦)

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