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神戸山口組のマフィア化懸念 本部使用禁止で定例会中止 (1/2ページ)

 指定暴力団神戸山口組が8日に直系組長を集めて開く予定だった11月の定例会を中止していたことが分かった。神戸山口組をめぐっては神戸地裁が10月末、兵庫県淡路市にある本部事務所の使用禁止の仮処分を決定しており、11月は別の拠点で開催されるとみられていた。暴力団にとって定例会は組織の結束を固める重要行事とされており、中止をめぐっては「マフィア化するのではないか」などとの憶測も飛び交っている。

 定例会が開かれる可能性のある神戸市中央区の拠点施設前では8日午前から兵庫県警の捜査員が警戒に当たっていた。通常ならば午後からの定例会に合わせて、午前11時ごろから直系組長が集まってくるが、組関係者が時折、施設に出入りする姿が見られるだけで、定例会の開催は確認できなかった。兵庫県内の直系組織の本部事務所でも目立った動きはなかったという。

 神戸山口組は2015年8月の山口組離脱以降、ほぼ月1回、定例会を開催してきた。この動きをどうみるのか。

 ある捜査関係者は「トップの井上邦雄組長が逮捕された今年6月も定例会を開いていた。今回中止した理由ははっきり分からないが、神戸地裁が10月31日に本部事務所の使用禁止の決定を出した影響があったのではないか」との見方を示した。

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