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座間遺棄白石容疑者 10代女性に対する強い執着とDV (2/3ページ)

 自分よりも若い女性に暴力を振るって支配感覚を抱く--。それは2か月で9人の遺体を解体した今回の事件にも通じるという。精神科医の片田珠美さんが言う。

 「最初の女性の殺害時は、金銭とわいせつ目的だったようですが、その後は殺害すること、遺体を切断することに快感を覚えた『快楽殺人』と見るべきだと思います。その快感は2種類あると考えられ、1つは性的欲求を満たせること。もう1つは自尊欲求といって、他人を殺害したり切断したりすることで、自分が“ご主人さま”になったかのような支配感覚を味わえるんです」

 アパートからは多数の刃物が発見された。包丁2本、ノコギリ2本、なた1本、きり2本、調理用ばさみ1本、そして、ノコギリの替え刃。

 深夜--シャワーを流しっぱなしにしたユニットバスで、ゴーグルとマスクをつけた白石容疑者がノコギリで遺体を損壊していく。

 ◆「手際が良すぎる…」

 過去の遺体損壊事件の記録などを参考にすると、実際、人の体をバラバラにするのは、かなり難儀な作業だ。大量に噴き出す血を体中に浴びながら、異臭の中で刃物を動かすが、すぐに透明の脂が刃にこびりついて切れなくなる。何本もの刃物を使っては研ぎ、使っては研ぎを繰り返すか、どんどん新しい刃物を使うしかない。

 骨がある部分はノコギリやなたを使って力任せに切り離し、どうしても切り離せない部分にはきりを使って、切り離した肉は包丁やはさみで細かくしていったのだろう。

 「警察は、9人の遺体を解体するには、“刃物が少なすぎる”と見ているようです。ホームセンターなどで大量に購入し、刃こぼれするなどして使えなくなったものは、どんどん捨てていったと見られています」(別の全国紙社会部記者)

NEWSポストセブン
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