記事詳細

座間遺棄白石容疑者 自身が抱えた自殺願望と母と妹との断絶 (1/3ページ)

 「白石さんでしょうか?」。インターホン越しに本誌記者が問いかけると、数秒の沈黙を置いて、こんな答えが返ってきた。「…いえ、違い…ます。今…いません。どこでここのことを聞いたんですか?」。若い女性の声だった。

 「妹さんですよね?」

 「いや…違うんです」

 そのままインターホンは切れた。

 神奈川県座間市のアパートで男女9人の切断遺体が見つかり、死体遺棄容疑で白石隆浩容疑者(27才)が逮捕されたのは10月31日のことだった。その3日後、本誌・女性セブンは白石容疑者の母親と妹が暮らす家を訪ねた。

 現場となったアパートから車で1時間。白石容疑者の実家からも1時間の距離だ。父や兄を残し、母親と妹は7年ほど前、逃げるように家を出て2人で暮らし始めたという。その後何度か転居して、2年ほど前から現在の家で暮らしている。

 やっと訪れた平穏な生活は突然、切り裂かれた。家族が「殺人鬼」になった、それから母娘は--。

 「きょうだいはいない。小さい頃に両親は離婚した」。白石容疑者は知人女性にこう語っていたという。

 犯行現場となったアパートから車で約15分のところに、白石容疑者が幼少期から過ごした一戸建てがある。25年ほど前に建てられた、25坪ほどの土地に建つ2階建てだ。近隣住民が言う。

 「お父さんとお母さん、妹さんの4人家族で暮らしていました。小さい頃は、妹さんの面倒をよくみる、優しいお兄さんでした」

NEWSポストセブン
zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース