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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「味」》政治記者が自民・小泉進次郎筆頭副幹事長から目を離せないワケ (1/2ページ)

 政治記者にとって、最も興味深い国会議員の1人は自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長だ。「自民党をぶっ壊す」と訴えて国民的人気だった元首相を父に持ち、自身も演説上手で、農業や社会保障政策など独自の政策発信力を持つ。まだ30代で見た目も爽やかとくれば無敵だろう。テレビ局の政治記者の話によれば、進次郎氏が画面に映っていると視聴者はチャンネルを止めるため、視聴率が上がるそうだ。

 最近でも、幼児教育無償化の財源をめぐり、安倍晋三首相が産業界に3000億円の拠出を要請したことに対し、進次郎氏が「党で何も議論していない。このままでは自民党はいらない」と猛反発したことが話題になった。

 国政選挙5連勝という前代未聞の記録を打ち立てた安倍首相を公然と批判できる自民党議員は、進次郎氏と石破茂元幹事長くらいだ。しかも、進次郎氏の筆頭副幹事長ポストは首相が党総裁として起用した人事。いわば、首相とは上司と部下の関係だ。進次郎氏の首相批判は、場合によっては“反乱”とみられる可能性さえある。なのに、世論にも党内でも異端児扱いされず、むしろ好意的に受け止められている。なぜだろう?

 誤解を恐れずに言えば、国民の大半は3000億円うんぬんには関心がほぼないだろう。進次郎氏の怒りの真意も正確には伝わっていないと思う。

 衆院選で自民党が大勝したとはいえ、森友・加計学園問題をめぐる首相対応に対する国民の不信感は根強い。歯にきぬ着せぬ進次郎氏の発言は、そんな世間の雰囲気を代弁し、国民は留飲を下げているのかもしれない。「安倍さん、選挙に勝ったからって何でも好き勝手に決めるのはいけないんじゃないの?」-といったところか。永田町には、進次郎氏の首相批判は自民党に対する不満を低減させる思惑ではないかという声もある。

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