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身元特定で猟奇事件の全容解明なるか 17歳女子高生の父「まだ信じていません」 (1/2ページ)

 神奈川県座間市のアパートで9人の切断遺体が見つかった事件で10日、身元が確認されている東京都八王子市の田村愛子さん(23)をのぞく、8人の身元が判明した。全被害者の特定を受け、警視庁高尾署捜査本部は白石隆浩容疑者(27)=死体遺棄容疑で逮捕=について殺人容疑での捜査を本格化させる。日本の犯罪史上例をみない猟奇事件は全容解明に向け動き出した。

 さいたま市北区の高校2年、久保夏海(なつみ)さん(17)は、中学時代に合唱部で活動。勉強の成績も優秀で、当時を知る後輩は「優しい先輩で信頼されていた」と話した。通った埼玉県立上尾南高(上尾市)では教頭が「誠に無念。元気に戻ってくると信じていた」と沈痛な面持ちで話した。

 アニメなどが好きだったという福島市の高校3年、須田あかりさん(17)。父、博文さん(62)は10日午前、「(娘が被害者だと)まだ信じていませんから」と繰り返した。通っていた福島県立安達高(二本松市)によると、最後に登校したのは体育祭があった9月26日。翌日から欠席していた。

 群馬県邑楽(おうら)町の高校1年、石原紅葉(くれは)さん(15)は最年少だった。群馬県立西邑楽高(大泉町)の同じ学年の男子生徒は「みんな心配していたと思う。ショックです」と悲しみに胸を痛めた様子で話した。

 埼玉県所沢市の更科(さらしな)日菜子さん(19)は実践女子大に通う2年生。文学部で国文学を学んでいた。小学校と中学校が同じだった地元の男性は「おとなしい子で、いつも仲の良いグループでいる感じだった」と話した。

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