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文氏、ベトナム戦の虐殺で遺憾表明「韓国は心の負い目をもっている」

 韓国の文在寅大統領がアジア太平洋経済協力会議(APEC)出席のため訪れたベトナムで、両国の交流行事に送った映像メッセージの中で「韓国はベトナムに心の負い目をもっている」と述べていたことが15日分かった。韓国軍による住民虐殺を含むベトナム戦争への派兵を念頭に、遺憾を表明した形だ。

 11日にホーチミンで上映されたメッセージの内容を韓国大統領府が明らかにした。

 文氏は11日にベトナム中部ダナンでチャン・ダイ・クアン国家主席と会談した際、派兵に絡む問題には触れずに交流拡大の必要性を強調していた。

 韓国の大統領は過去に、金大中氏(故人)がベトナム訪問時の首脳会談で「過去の一時期、不幸だった時期があったことを遺憾に思う」と表明。盧武鉉氏(故人)も首脳会談で「韓国民はベトナムに心の負い目を持っている」と述べた。

 こうした姿勢を保守派は批判し、保守の李明博元大統領と朴槿恵前大統領は派兵や虐殺に関し言及しなかった。韓国は延べ約32万人を派兵。韓国紙は、虐殺の被害者は9000人を超えるとの見方を伝えている。(共同)

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