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トランプ氏、アジア歴訪「とてつもない成功」 訪日で米国製兵器の売却決定、雇用つながると強調

 【ワシントン=加納宏幸】アジア5カ国歴訪から14日に帰国したトランプ米大統領は15日、ホワイトハウスで記者団を前に声明を発表し、核・ミサイル開発を進める北朝鮮への圧力強化や貿易不均衡を是正するといった重要目標で「とてつもない成功を収めた」と述べた。日本に関しては、安倍晋三首相との会談で、朝鮮半島の非核化を目指して結束する決意を確認できたと強調した。

 トランプ氏は今回のアジア歴訪を「緊急の行動を要する北朝鮮の脅威に対して世界を結束させること」が第一の目標だったとし、自由で開かれたインド太平洋戦略、公正で互恵的な貿易と合わせて、「米国の指導力を再び示す歴史的な前進を遂げた」と語った。

 北朝鮮に関しては、中国の習近平国家主席に「時間は限られており、全ての選択肢がテーブルにある」と伝えたと説明。習氏も北朝鮮を「重大な脅威」と認識していると紹介した。

 訪日については、日本が北朝鮮の35団体・個人に対する独自制裁を発表し、「共同防衛の負担を引き受けると約束した」ことを評価するとともに、戦闘機やミサイル防衛など最新鋭の米国製兵器の売却が決まったことが米国の雇用につながると強調した。

 同様に、米中企業が総額約2500億ドル(約28兆円)の商談を成立させたことも「米国での雇用を創出する」と歓迎。不公正な貿易によって「米国が食い物にされてきた時代は終わった」と宣言した。

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