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立民、希望、無所属…連合苦悩、分裂民進どう支援 長年潜んでいた対立構図も浮き彫り (1/2ページ)

 民進党の分裂を受け、党最大の支持団体の連合が政治戦略に苦慮している。神津里季生会長らは16日、希望の党の玉木雄一郎、民進党の大塚耕平の両代表と個別に会談し、立憲民主党も含め民進党出身議員を今後も支援する考えを伝えたが、再来年の参院選や統一地方選をどう戦うか道筋は見えないままだ。先の衆院選で傘下労組の支持先が希望や立民に分かれるなど、組織に負った傷も癒えていない。(広池慶一)

 ◆各党の政策見えず

 「立憲民主党や希望の党、民進党などとの関係は『等距離』でいく」

 連合の相原康伸事務局長は16日、神津氏と大塚氏の会談に同席してこう述べ、民進党分裂後の各党に優劣を付けず接していく考えを示した。大塚氏は、再来年の参院選や統一地方選を見据え「国民の皆さんがちゃんと政治的選択ができるような努力をさせていただきたい」と語り、各党連携を目指す考えを示した。

 神津氏は会談後の記者会見で「あくまで私どもは政策実現に向けてどういう連携が取れるのかが大事。今の時点で(各党の支援に)差を付ける要素は持ち合わせていない」と語った。

 連合は、政治的影響力を持ち続けるため、当面は民進党出身議員に頼るしかないのが実情だ。ただ、各党がどういう政策を打ち出すのかが見通せず、困惑は深まるばかりだ。実際、玉木氏は16日、神津氏との会談後「連合の政策とわれわれが百パーセント一致するわけでない」と述べ、足並みをそろえる難しさを隠さなかった。

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