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【新・カジノ情報局】経営苦しめる今の計画案 世界で多くのカジノが実際に潰れている現実 (1/2ページ)

★世界と戦えるカジノにしよう(3)

 カジノ推進派がよく口にする言葉に「カジノ(経営)は必ずもうかる」というものがある。

 日本のカジノビジネスに食い込もうという企業からはもうかるのは間違いないという言葉が聞かれるし、カジノ誘致を検討中の地方自治体からもカジノで地域を活性化したいという言葉が聞かれる。

 たしかにカジノは人を呼び収益も生むが、それはあくまで成功するように設計した場合であり、カジノでありさえすれば何でもいいというわけではない。なぜなら世界では多くのカジノが実際に潰れているからだ。トランプ米大統領が経営していたアトランティックシティーのカジノもすでに倒産している。

 ■バブル時代の失敗に学ぶ

 バブル時代、日本各地に大きなハコ物ができた。ビジネス用の施設や宿泊施設もあれば娯楽用の施設もあった。とりわけ後者は争うように作られたが、ほとんどは鳴かず飛ばずで、閉鎖の憂き目にあっている。

 理由は簡単だ。需要を考えず、作り手のエゴを押しつけたからだが、仮に需要があったとしても、全国各地に代わり映えしないものがたくさん作られたら共倒れになるのは当然だ。

 今検討されている日本のカジノ計画はどうかというと、そんなハコ物と似通っている。どの地域に作る場合もカジノ単独の営業形態は許可せず、広大な敷地面積を必要とする複合リゾートを義務づける方針だからだ。

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