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【高須克弥 Yes!高須のこれはNo!だぜ】「ケンカ上等」が裏目の小池さん 単純な批判攻撃ばかりじゃもったいない (1/2ページ)

 10月に行われた衆院選で、小池百合子東京都知事が代表として率いていた希望の党は、50議席と振るわなかった。都知事選勝利からここまで絶好調だったけど、「排除の論理」などが問題視されて、今回ばかりは強気の姿勢が裏目に出たね。

 ボクの印象としては、選挙戦中の小池さんは政権批判ばかりに躍起になっていたような気がするよ。まあこれまでも自民党都議会と対立するなど「ケンカ上等」みたいなのがスタイルだったから、衆院選でも同じ戦法を選んだのかもしれない。

 ただ、せっかく注目を集めていたんだから、単純な批判攻撃ばかりじゃもったいないと思うんだよね。「森友学園」や「加計(かけ)学園」の問題についても言及して政権批判を強めていたけど、結局は言った分だけ情勢が悪くなっていったんじゃないかな。

 民進党との合流についてもそう。何とか多くの議席を獲得しようという思惑からだろうが、かえって評判が下がってしまった。

 ただ、小池さんに合流話を持ちかけた前原誠司さんについては、ある意味で評価している。民進党はそれまで瀕死の状態だったけど、前原さんのおかげで、それまで所属していた人たちが分裂して、それぞれのカラーや政治姿勢が分かりやすくなったからね。

 枝野幸男さんなんかまさにそうだよ。希望の党への合流をよしとせず立憲民主党を立ち上げて、インターネット上でも話題になり、結果として野党第1党へと導いた。まあ、政治スタンスが似通っていた共産党は議席数を大幅に減らしてしまったけどね。

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